2019-06-05 第198回国会 参議院 本会議 第23号
平成二十四年には国有林野事業が一般会計化され、従来の企業的運営から、国有林野の有する公益的機能の発揮のための事業、公益重視という考え方がより顕著になりました。 国有林では、戦後造林された人工林が伐期を迎えています。森林の公益的機能を発揮させながら林業振興を図るということであれば、その方向性について何ら異を唱えるものではありません。
平成二十四年には国有林野事業が一般会計化され、従来の企業的運営から、国有林野の有する公益的機能の発揮のための事業、公益重視という考え方がより顕著になりました。 国有林では、戦後造林された人工林が伐期を迎えています。森林の公益的機能を発揮させながら林業振興を図るということであれば、その方向性について何ら異を唱えるものではありません。
また、国有林野事業は、平成十年度の抜本的改革で「公益的機能の維持増進」を旨とする管理経営方針に大きく転換し、平成二十五年度には公益重視の管理経営を一層推進するとともに、一般会計で行う事業に移行している。昨今、頻発している自然災害への対応や、地球温暖化防止に対する国民の強い関心等も踏まえ、国有林野の有する公益的機能は、より一層十全に発揮されることが求められている。
その後、平成二十五年にこの国有林野事業の改革のための特別措置法は廃止をされましたけれども、国有林野事業の実施に当たりましては、国有林野の経営管理に関する法律に基づき策定する国有林野の管理経営に関する基本計画に沿って、公益重視の管理経営の一層の推進に努めているところでもございます。
○国務大臣(吉川貴盛君) 国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進とともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化の実現に貢献していくこととしております。 国有林におきましては、資源の成熟に伴い事業量が増加する見通しとなっておりまして、これまでも国有林事業全体の効率的な執行に努めてきたところでもございます。
その点を踏まえまして、先ほど御紹介したような理由で、林産物収入等の動向に左右されることなく、より計画的に事業が実施できるようにするために一般会計化したところでございますので、引き続きまして一般会計の下で公益重視の管理経営、林業成長産業化への貢献などを図ってまいりたいと考えております。
これを確認いたしますと、この基本計画の中では三つの柱が掲げられておりますが、一つ目が公益重視の管理経営の一層の推進、二点目が農業の成長産業化への貢献等、三点目が国民の森としての管理経営、地域振興への寄与等の取組を計画的に推進するという三点でございます。
国有林野事業の目標というのは、公益重視の管理経営を一層推進して、そして林産物を持続的かつ計画的に供給、活用し、地域の産業だとか、また林業の成長産業化の実現に向けて貢献するための取組を進めていくというふうにしているわけですけれども、この国有林野事業の目標との関係も含めて、本法案の目的について改めてお伺いをしたいと思います。
このため、公益重視の管理経営を一層推進するとともに、その組織、技術力、資源を活用した我が国の林業の成長産業化など、森林・林業政策全体の推進に貢献する役割を積極的に果たすこととしています。
国有林野の管理経営に関する基本計画によって進められてきた公益重視の管理経営の一層の推進、森林の地域管理システムの下での森林・林業再生に向けた貢献、国民の森林としての管理経営という基本方針が取り組まれてきましたが、国有林野事業に対して大臣はどのような評価をされているのでしょうか、見解を伺います。 今回新たに設定される樹木採取権について質問いたします。
引き続き、公益重視の管理経営を推進するとともに、民有林の森林経営管理制度の要となる意欲と能力のある林業経営者の育成支援を始め、我が国の林業成長産業化への貢献などに全力で取り組んでまいります。 樹木採取権と経営管理権の違いについてのお尋ねがありました。 樹木採取権につきましては、国有林において、その一定区域内の樹木を一定期間、地域の意欲と能力のある林業経営者が伐採し取得できる権利です。
しかし、木材価格の低迷等により、三・八兆円という莫大な借金を抱え、平成十年度の抜本的改革で公益的機能の維持増進を旨とする管理経営方針に大きく転換し、平成二十五年度には、公益重視の管理経営を一層推進するとともに、一般会計で行う事業に移行しています。 国有林野からの林産物供給の重要性を否定するものではありません。
我が国の国土面積の約二割、森林面積の約三割を占める国有林野は、重要な国民共通の財産であり、公益重視の管理経営を一層推進していくとともに、多様な機能の発揮に対する国民の期待に応えるため、引き続き、国が責任を持って一元的に管理経営を行う必要があります。
また、国有林野事業は、平成十年度の抜本的改革で「公益的機能の維持増進」を旨とする管理経営方針に大きく転換し、平成二十五年度には公益重視の管理経営を一層推進するとともに、一般会計で行う事業に移行している。昨今、頻発している自然災害への対応や、地球温暖化防止に対する国民の強い関心等も踏まえ、国有林野の有する公益的機能は、より一層十全に発揮されることが求められている。
○森山(浩)委員 変更なく、公益重視でやっていくということでございます。 さて、地域管理経営計画というものでこれを縛っていくから大丈夫だということですけれども、地域管理経営計画、これはどのようにつくられますか。
○森山(浩)委員 変わることなくというおっしゃり方でしたけれども、より一層、公益重視というふうに言われているわけですよね。 営利企業に独占、伐採させることは国有林本来のあり方から逸脱している、先ほどの声明でありますけれども、 国有林は、「国民の共通財産」であり、国民の森林に対する多様な期待や要望を実現させるための場です。
この一般会計化以降、一つには、公益重視の管理経営の一層の推進ということが掲げられ、また、二点目といたしまして、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化の実現に貢献をしていくということが決まっているところでございます。
○濱村大臣政務官 国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進とともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化の実現に貢献していくこととしております。
○石川(香)委員 今答弁の中にもありました樹木採取権ということについても伺ってまいりたいんですけれども、国有林野を、一定期間、それも基本的に十年ということでありましたけれども、こういった長い期間、権利を民間事業者に与えるということが可能になるこの法案でありますと、やはり公益重視の管理経営を加速していくべきだと。
国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進を図りますとともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用いたしまして、地域の林業の成長産業化の実現に貢献をしていくこととしているところでございます。
国有林野の管理経営に関する基本方針を定める国有林野管理経営基本計画におきまして、国有林野事業については、公益重視の管理経営を一層推進することとしております。 また、我が国の林業成長産業化に貢献するため、意欲と能力のある林業経営者の育成支援や市町村林務行政に対する技術的支援などに取り組むこととしております。
国有林野事業につきましては、公益重視の管理経営の一層の推進とともに、民有林に係る施策との連携を図りつつ、その組織、技術力、資源を活用して林業の成長産業化の実現に貢献していくこととしております。 このような中、この四月より、林業の成長産業化と森林資源の適切な管理に向け、森林経営管理制度が民有林に導入されたことから、国有林としても、本制度が円滑に機能するよう積極的に支援していく考えでございます。
国有林野事業は、平成十年度の抜本的改革で、公益的機能の維持増進を旨とする管理経営方針に大きく転換し、平成二十五年度には、公益重視の管理経営を一層推進するとともに、一般会計で行う事業に移行しました。 昨今頻発している自然災害への対応や地球温暖化防止の観点からも、国有林野の有する公益的機能の適切な発揮がますます求められています。
国有林野事業、この四月の一般会計への移行で公益重視の管理経営をより一層推進するということと、それから人材育成を始めとした民有林への指導、サポートなど我が国の森林、林業の再生に貢献していく必要があると、こういうふうに思っておりますが、この移行に際しましては、関係府省等と適切に連携をいたしまして、職責に応じた級別定数、それから勤務環境を踏まえた特殊勤務手当等の措置を講ずるということ、そして、平成二十五年度予算
国有林野事業について、公益重視の管理経営の一層の推進、我が国の森林・林業の再生への貢献が図られるよう努めてまいります。 第四に、水産業を再生することです。
このことによって、公益重視の国有林野の管理経営、森林再生への貢献など、国民の求めるところの期待にこたえていきたいと、こういうふうな基本的な考え方に立っているところでございます。
○国務大臣(鹿野道彦君) 一般会計化することによりまして、今までの企業的運営というよりは、国有林野の有する公益的機能の発揮のための事業、いわゆる公益重視というふうな考え方、より顕著にというような考え方でございます。
渋滞緩和や沿道環境改善の公益重視の視点から、交通の流れを変えるために、高速道路料金の料金設定の工夫など、道路をつくるから効果的に使う発想への転換というのも、まさに時宜にかなったものと私は考えます。 実は私も、地方議員当時より同様の問題意識を強く持っておりました。
公益重視八〇%、二〇%が今までと同じように営利事業をやります、こういうふうに基本的な哲学がなっている。 それで、今後、国有林野事業は、もう木を伐採して余り金もうけはしない、これからの約七百六十万ヘクタールある国有林というのは、これは国土の保全、環境保全、その管理を重視した、そういう公益化に改革をいたします、私は大変結構だと思うのです。これでこそ、私は本来の国有林野の守り手だと思う。
このように、先生は行政の公平確保と公益重視の姿勢を貫き、政治家渡辺美智雄の存在を強く印象づけ、不動のものとされたのであります。(拍手)次いで昭和五十三年十二月、第一次大平内閣の農林水産大臣に就任されました。いわゆる総合農政派として農地の効率的な利用を実現するために数々の見直しを進められたのですが、それらが後の農地法、食糧管理法の改正として結実することになりました。